AIニーズシーズマッチングシステム
デジタル響合
コミュニティ・プロジェクト
私たちが描く未来の出会いの仕組み。この出会い(マッチング)の質は高い。
なぜなら、これまで人が行なっていたレベルのマッチングとは桁外れの情報量から作り出されるから。
仮想空間における出会いの場
ここは未来のワークプレイス。とある共通点を持つニーズやシーズ関心を持つ大企業、ベンチャー、大学で研究開発・事業開発を行うビジネスパーソン・研究者が、新たな出会いを求めて働いている。しかし、そこに「人」は存在しない、居るのはその人の「アバター」だ。
ここは新規事業の創出・外部連携に興味関心がある「人のアバター」が集う仮想空間。
「人」は通常業務を行なっているだけで、「アバター」は①自らの人を情報収集し、②他の組織・人と情報を交換し、③双方メリットをマッチングさせ、④人同士のマッチングを確認した上で、⑤最終的にはリアルなコミュニケーションへとつながる。
リアルと仮想空間を繋いだ出会いの場
⑥とある技術を求めている企業担当者が、特定のエリア(例:うめきた)に入ると、③でマッチングするベンチャーの技術展示や、担当者情報が手持ちのスマホ等にインプットされる、その後「見にいく」・「会いにいく」は自分次第。
さらに、New Worldにおける展示会など、解説員を常駐させなくても、来場者が技術紹介やサンプルを手に取れば、来場者は解説員と⑤リアルなコミュニケーションが採れる。
こんな「人」が「モノ」を手に取り・話し・一緒に考える:リアル空間と仮想空間を繋ぐ『新たな出会い』の場も未来の出会いでは重要。
現状の課題認識
「人」による質の高い・新たな出会いへのハードルは高い。大企業・ベンチャー・大学など技術研究・事業開発などを行っている担当者・組織は、日々積極的にお互いのシーズ・ニーズを検索し、問い合わせ、面談の機会を得るなどの地道な活動を通じて、外部連携活動を行なっている。
しかしながら、シーズ・ニーズの情報更新頻度は早く、且つ①〜③「情報を開示」し「探し合う」ことは、直接的に価値を生まない活動であり、④⑤の価値創出につながるディスカッションや共同開発などの活動に時間とコストをかけるべきだが、機密情報のやりとりや信頼関係の構築などもあり、無駄な時間がかかるばかり。なお、①②③の仕組みはまだ世の中には存在せず、④⑤⑥もストーリーが実現できるほど実用性の高い仕組みは開発されていない認識を持っている。
本イベントに期待すること
この仕組みは、世の中のための技術・新規事業の開発を促進させる画期的なソリューションになりうることから、本イベントではこの課題の解決・促進に資する協力者(連携先)と出会いたい。
具体的な技術・ソリューションの提案でなくても、関連する技術要素・使用者としてのニーズに興味のある方との雑談、アイデア出しレベルでも構わない。また、①〜⑥全ての要素を解決する必要はなく内1つで良いし、この要素ではストーリーが達成できない(もっとこうしたほうが良い)などの提案も歓迎である。
ディスカッションしたい技術
ソリューション領域
- 各アバターは「人」ニーズ・シーズを把握するために情報を収集する:自動要約作成技術*
- 「人」と「組織」(内部)及び参加する全ての「組織」と「人」(外部)のアバター同士が情報を交換する:ブロックチェーン技術*
- アバターは、情報のマッチング(双方の事業メリット)を検証し、「人」に提案する:自動マッチング技術*
- 提案された人は、アバターを介してコミュニケーションを行う:非公開遠隔コミュニケーション技術(GUI/HMI技術を含む)*
- 両者の合意を得れば、リアル情報を交換するこれまでの方法に移る:遠隔合意形成・個人情報確認技術
- ICタグ等による無線通信(所在の特定・動作の検知)、さらに4、5と繋ぐ技術
※*1〜4の段階では、「アバター」は第三者のデータへアクセスすることはできるが、「人」に対しては表出化させない仕組みが重要
連携方法
委託研究・開発(費用支出)
技術・ビジネスアイデアの移転
(購入)
共同研究・開発
(資金・他リソースの提供)
委託研究・開発(費用支出)
ニーズ提供協力企業
住友電気工業株式会社